No.108166

秘話5

アインさん

最近、人生が落ち目です

2009-11-21 11:14:22 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1906   閲覧ユーザー数:1768

少女は暖かい感触を感じた

 

目を開ければ、隣には張勲が少女の手を握って眠っている

 

眠りに着く前までは居なかった

 

でも今はいる

 

同情? 義務?

 

少女に波紋が広がる

 

「同情でも義務でもありませんよ。袁術様」

 

張勲は心を読まれてかように反応を返してきた

 

「……では、何じゃ?」

 

少女は恐る恐る尋ねる

 

「それは――」

 

張勲は笑顔で答えた

――貴方を守りたいからです


 
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