No.107833

恋姫†無双でgdgd 07

むだーいさん

真・恋姫†無双で、gdgdした話を書き書きして行こうと思っています。
主人公は、原作開始の数年前に落っこちちゃった男性。

連合軍でgdgd その3
・公孫賛ちゃんとgdgd_02

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2009-11-19 16:21:42 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2570   閲覧ユーザー数:2245

 

・公孫賛ちゃんとgdgd_02

 

「飛将軍ね。

 面白いわ」

 

 孫家の宝剣を片手に持ち、空中へ飛び出す孫策さん。

 

「ファイアトルネード!!」

 

 空中でキリモミ回転しながら炎渦巻く宝剣を振り下ろす。

 それと同時に。

 

「吹き荒れなさい」

 

 愛用の鎌を回転させ、曹操ちゃんの周囲に冷気が渦巻き始めた。

 

「エターナルブリザード!!」

 

 冷気をまとった鎌で一閃。

 上からは孫策さんの炎、正面からは曹操ちゃんの冷気。

 誰もが決まったと思った・・・・しかし。

 

「・・・・ごっとはんど」

 

 周りの予想を裏切り、2人の必殺技を難なく受け止めた飛将軍呂布。

 必殺技を使ったときに見えた肉球はなんだったのだろう。

 

「うん、お前達強い。

 ・・・・でも、恋の方がもっと強い」

 

「次は我々だ!!」

 

「鈴々もいるのだー!!」

 

 劉備さん、関羽さん、張飛ちゃんの3姉妹が、劉備さん1人だけ後ろで残り2人が前に出てVの字を作り、3人で鶴翼の陣に似た並びをとる。

 

「えっと、3人で行きます。

 あの・・・・ごめんなさい」

 

「・・・・気にしない。

 3人いようと、恋に勝てないから」

 

「いきます!!

 ・・・・ふゅーふゅー」

 

 指笛を吹きたいのか、何度も何度も挑戦するが、いっこうに音の出る気配が無い。

 頑張ってる劉備さんの周りには、5匹のペンギン達が地面から飛び出していた。

 

「こ、皇帝ペンギン!!

 ・・・・あうっ」

 

 剣を持った右手を耳の辺りまで上げて、左手を軽く添える・・・・チェストーって叫びそうな、とんぼの構えの状態で走り出した。

 が、しかし・・・・劉備さんは転んでしまった。

 真ん中のペンギンを巻き込んで。

 

「「2号っ!!」」

 

 1匹減って、4匹になったペンギン達。

 関羽さんと張飛ちゃんは、ペンギン達4匹が2人の間に来るのにあわせて、お互いの武器をフルスイング。

 

「・・・・まじん・ざ・はんど」

 

 関羽さん達の強烈な必殺技を受け止めた呂布の背後には、赤い布を首に巻いた子犬の幻影が。

 ・・・・あっ、ゴットハンドの時に見えた肉球は、この犬のか。

 

「おーっほっほっほ!!

 おーっほっほっほ!!

 皆さん、あまあまですわ。

 ここは名門袁家のわたくしの出番ですわ」

 

「うむ、妾もいるのじゃ!!」

 

 姫と袁術ちゃん。

 やる気十分なのは申し訳ないが・・・・凄く不安です。

 

「わたくしの必殺技!!

 ザ・ウォール」

 

「妾も・・・・ザ・タワーなのじゃ!!」

 

 姫の後ろには黄金の壁、袁術ちゃんの足下からは黄金の塔が出現した。

 

「・・・・ん?」

 

 攻撃する側なのに、ディフェンス技を出した姫達。

 全く持って理解不能である。

 

「私だってっ!!」

 

 ノーマルシュート・・・・じゃなくて、普通の斬撃を繰り出すも。

 

「・・・・無駄」

 

 呆気なく体ごと弾かれた普通の公孫賛ちゃん。

 

「次・・・・恋の番」

 

 手に持つ戟に力を込め、大きく振りかぶるが・・・・ここで前半終了の笛が。

 前半終わって0対0。

 勝負は後半戦に持ち込まれた。

 

 

 

 

「ってな感じだったよね、虎牢関」

 

「・・・・全然違うぞ。

 あと、普通言うな」

 

 某サッカーアニメをMIXさせた反董卓連合in虎牢関。

 公孫賛ちゃんには不評です。

 

「なにが悪かったの?」

 

「全てだ」

 

 ・・・・話作るのって難しいね。

 じゃ、次は洛陽かな。

 虎牢関戦では、飛将軍呂布が無双版でも蒼天航路版でも危険だと判断したので、後方の公孫賛ちゃんの陣にこっそり混ざって観戦してました。

 安全第一です。

 

 

 

・袁術ちゃんとgdgd_03

 

 むかしむかし。

 ある山に豚のお婆さんと3匹の兄弟が住んでいました。

 ある日、お婆さん豚は3兄弟に言いました。

 

「とりあえず、豚の天下獲ってくるまで帰ってくるな」

 

 お婆さん豚は、今は亡きお爺さん豚の事を思い出しながら、3兄弟に伝えました。

 曰く、お爺さん豚は飛べる豚。

 曰く、種族の垣根を越えて、人間とも恋に落ちたことがある凄い豚。

 

「ぶっちゃげ、メンドイ」

 

「・・・・気をつけるんだよ」

 

 お婆さん豚が言うと、ボロボロになった3兄弟達は、足を引きずりながらお婆さん豚から逃げ出しました。

 

「どうする、弟達よ?」

 

 長男豚の良夫君は、次男豚の秀樹君と三男豚の良夫Ⅱ(よしおつー)君に尋ねました。

 

「いや、普通に考えて無理でしょ。

 婆さんの言う豚の天下って・・・・たぶん、イノシシとか含めてると思うよ。

 見た目にてるという理由で。

 で、天が味方してイノシシを倒したとしても、次は肉食動物を倒せとか言い出すと思う。

 ついでに、豚の天下を獲る・・・・最終的には、豚"が"天下を獲るに言い直すはず」

 

 兄弟一頭の良い秀樹君は、お婆さんが言った天下取りの内容を正確に見抜いていました。

 +続編も。

 

「に、兄ちゃん・・・・マジで?」

 

「婆さんなら言う」

 

「あー、確かに婆ちゃん。

 この前、狼凹ってなかった?」

 

「ライオンとガチで戦ってたのは見たことあるよ」

 

「僕、アザラシを捕まえてたのを見たよ」

 

 お婆さん豚は、豚の限界を超えて、無駄に強かった。

 ちなみに趣味は賭博。

 

「・・・・よし」

 

「どうしたの兄さん?」

 

 良夫君は、良い考えが浮かんだので、弟達に伝えました。

 

「別の山に、俺達兄弟の家を建てよう。

 婆さんを無視すれば良いんだ」

 

「なるほど。

 例え見つかって追及されたとしても、修行中だと言えばいいのか」

 

「流石兄ちゃん!!」

 

 こうして3兄弟は、お婆さん豚の迷惑な試練を無視することに決めました。

 そして、兄弟だけの家を建てる土地を見つけ、どのような家にするか兄弟会議を開催しました。

 

「竪穴式住居で良いんじゃない?

 木と藁があれば作れそうだし、少し掘ってるから夏も涼しいと思う」

 

 良夫君は、藁の家を押しました。

 

「ふむ。

 どうせなら豪華にしたいですね。

 思い切って天守閣付きの城でも作りません?」

 

 秀樹君は、大阪城をパクッた設計図を用意しました。

 

「しばらくは賃貸住宅で良いんじゃない?

 纏まった金を用意してから、業者に頼んで建てて貰おうよ」

 

 良夫Ⅱ君は、集めてきた賃貸住宅のチラシを兄達に見せました。

 

「・・・・おっ、結構良いな」

 

「そうだね。

 良夫Ⅱのが現実的かも。

 それなりにお金はあるし」

 

「まあ、家を出る前に多少の貯金はあったからな」

 

「婆ちゃんが賭博で儲けた金を少しずつ抜いてたかいがあったね」

 

「じゃあ、良夫Ⅱの案で良いな?」

 

「僕は賛成だよ」

 

 兄達は良夫Ⅱの案に賛成しました。

 

「じゃあ早速、不動産屋に行くか」

 

 賃貸住宅を借りる決意を固めた兄弟達は、家を建てる為に見つけた土地を放棄することになり・・・・せっかくなので、売り地の立て札を立ててから立ち去りました。

 兄弟達は、お婆さんの言いつけを守らず、一軒家を建てるお金を稼ぐために、兄弟の力を合わせて賭博で儲けました。

 こうして3匹の子豚は、平和に暮らしましたとさ。

 めでたしめでたし。

 

 

 

 

「おー!!

 面白かったのじゃ。

 兄さま、次じゃ次!!」

 

「でも、そろそろ袁術ちゃん達の番じゃないの?」

 

 現在連合軍は洛陽を包囲し、交代交代で24時間攻城戦を続けています。

 そして次は袁術軍の番なのですが・・・・無理そうだね、これ。

 

「むーー。

 嫌なのじゃ!!

 妾は兄さま一緒に本を読むのじゃ」

 

「でも」

 

「そうじゃ!!

 代わりに孫策が行けば問題ないのだ!!

 うむ、良い考えじゃ」

 

 ・・・・あれ?

 孫策さん達、袁術ちゃんとは別に割り当てられてたよね?

 

「あのー、袁術ちゃん?」

 

「なんじゃ?」

 

「兵隊さんは、袁術ちゃんの兵隊さんを出すようにね。

 兵隊さん達の指揮を孫策さんにお願いするように」

 

 呉の兵を減らさないなら・・・・多少は怒りも少なくなるかな。

 どちらにしろ、袁術ちゃんをを頼っている現状の孫策さん達は、袁術ちゃんの要請を断れないしね。

 あー、これを聞いた姫が、公孫賛ちゃんとか劉備さん達に順番を押しつけそうな気がしてきた。

 あっ、ちなみに自分の部隊は参加しても、自分は不参加なんで・・・・そこんとこよろしく。

 

「よし、孫策めに言うように命令してきたのじゃ。

 兄さま、次の本を読んでたも」

 

 

 

・一人でgdgd_04

 

「さて諸君。

 既に大体の話は聞いてると思うが、これから詳しく説明しよう」

 

 今、自分の周りにそろっているのは、袁紹軍袁術軍の部隊長達。

 曹操ちゃんの所に遊びに行ったときに、そろそろ洛陽が落ちるって聞いて、このメンバーを集めた。

 話の内容は、曹操ちゃんにも話していて、好きにすればって言ってたから問題ないと思う。

 

「とりあえず、洛陽内での略奪や、暴力などは禁止。

 姫と袁術ちゃんの所って陣営は違うけど、袁家だし他所よりは給料は高いはず。

 わざわざ略奪とかして、嫌われるの嫌でしょ」

 

 ウチの兵達は、前から言ってることだから納得してると思う。

 袁術ちゃんの兵達も・・・・こっちも偶に言ってる気がするから問題ないと思う。

 

「んで、他の諸侯軍の兵達が略奪とか暴力とかしてたら、捕らえて。

 文句言ってきたら、袁家の名前使って黙らせて良いから。

 姫と袁術ちゃんには許可貰ってる」

 

 名声高まるよーって。

 

「よく考えて」

 

 言葉を切って、周りを見渡す。

 

「自分個人としては、やろうとも思わないことだけど。

 君たちにしたら、自分が出来ないことを、周りがやったらむかつくでしょ。

 だから遠慮はいらない。

 略奪とかしてる奴がいたら、武力介入でストレス発散してくれて問題ないよ。

 あと、運良く若い女性に迷惑かけてるアホがいたら、運が良かったと思え。

 良いところを見せて、自分を売り込め。

 現地妻って良いよね」

 

 少しずつ、やる気が出てきた兵が増えてきた。

 

「とりあえず、無理矢理とかじゃないなら、文句言わん。

 あと、そっち系のお店も、金払って行くのなら問題ない。

 ただし・・・・暴行だった場合は、斬るから。

 いい?

 これは、他所の軍でも関係無いから」

 

 息を飲む音が無数に聞こえる。

 

「息子を斬られたくなかった、暴行は絶対にするなよ」

 

 うん、処刑って好きじゃないから、あんまり言いたくない。

 代わりに、男を止めて貰う。

 

「って事で、洛陽が解放されたら治安維持よろしく。

 他所の軍も治安維持をするかもしれないけど、協力できるなら協力して問題ないよ。

 今回は、連合軍組んでるから、イチャモンつけてくる奴はいないと思う。

 特に姫と袁術ちゃんの兵達に」

 

 勢力的には、TOPの2つだしね。

 

 

 

 

 洛陽に入って、美少女2人をどっかの兵から助けた。

 薄幸の美少女って感じの子と、僕っ子。

 名前聞いたら、月ちゃんと詠ちゃん。

 真名っぽいけど・・・・これは脈有りか?

 とりあえず、お菓子あげて別れた。

 また、会えると良いな・・・・モテ期突入したかもしれないし。

 

 

 

 

 

 
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