古代、ある帝国では、禿げたものは国に申告をせねばなりませんでした。禿げるとカツラをもらえるのです。しかし、中には中には恥ず者もおって、申告して来る輩は未だ珍しくありました。剥げたことを隠すために、わざわざ髪を剃る者もおりました。多くの人は頭の頂点から剥げていきます。なので、隠したい人は頂点を剃りました。しかし、これでは国とがめられてしまうので、宣教師という職業を作って、ハゲの髪型を基本形に定めました。頭の頂点がつるっぱげだと、鳥の糞が落ちた時、とても様になります。物好きな人は、糞をかぶるためにわざと頭の上で鳥を飼いました。その多くはカラスでした。しかし、カラスは今と違い、当時は希少で金持ちしか買えません。貧民はカラスを真似ようとして、後頭部のまだ禿げていない方の髪を結ってカラスに模しました。皆、立派なカラスを作ることを最初のうちは競い合っていましたが、やがて皆飽きて、カラスはどんどん小さくなっていきました。そのうち、なんでカラスを作っているかも忘れて、禿げていないのに頭頂部を剃ったり、カラスを模していないのに頭頂部の髪を結ったりするようになりました。
これがやがてちょんまげになって、日本人民のメンズファッションを決定づけることとなるのです。
一応言っとくけど、この作品はフィクションです
もしかして本当だったりして
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