フランチェスカ学校の男子寮での就寝からしばらく、自分の意識がぼんやりとではあるが覚醒していく感覚を俺は感じる。
目を覚ますとそこはいつもの自分の見窄らしいプレハブ小屋の一室ではなく、外宇宙のような無限大に広がる暗黒。
そこに光る一筋の光の玉が俺を照らす。
(さぁ外史の扉を開きましょう)
その声は男性なのか女性のか分別がつかない。どこかぼやけた声。
意識は朦朧としており、これは夢の中なのかということを自覚する。
そう、これは夢。夢であるのだから。そう言い聞かせ俺はまだ半覚醒である意識のままゆっくりとその光に近づいていく。
光に近づいていくにつれその光から声が聞こえてくる。
泣いている。そう女性が泣いているのだ。子供のように、迷子になった子供のように泣きじゃくる。
俺はこの人を知っている・・・?だが・・・・。
初めて聞いた女の泣き声を知っている自分に不思議に感じるが、嫌悪感はない。
暖かくて、懐かしいそして狂おしくそして愛おしく悲しい。
この気持ちを知りたくて、この声の持ち主を知りたくて・・・。俺はその光の玉へと手を伸ばし触れた瞬間、あたり一面が真っ白になり再び意識を消失していった。
「う・・・・・、う~ん」
不思議な夢を見たものだ、きっと季節はずれのインフルエンザに違いない。なんて勝手に決めつけ意識を戻しつつある意識を回復させる。
「え・・・・?どこ?ここ・・・・?」
意識を取り戻すとあたり一面は荒野でありいつものフランチェスカ学園の男子寮ではないことに驚愕する。あたりを見回しても一面は荒野。
遮るものすらない荒地が日本の土地ではないのだということを嫌でも思い知らされる。
ここはどこなのだ?
「日本?じゃないな・・・・。ここはいったいどこなんだろう?漂流教室なんてことはないよね?」
小学生たちが未来の日本にタイムスリップし、猟奇的なサバイバル生活を余儀なくされてしまう漫画が頭によぎる。
背筋に悪寒が走ると同時に冷や汗がとめどなく溢れる。しかしここで泣き喚いても、自分の不運を嘆いていても、またなぜこのような場所に島流しされたのかを考える時間はない。
とにかく街など人がいるかどうかを探すことにした。どうやら疲れたからか制服のまま寝てしまっていたためスマホが制服のポケットに入ったままだった。
画面を起動させると電波は圏外・・・。圏外であれば地図などは使えない。俺はスマホの電源を再度OFFにしてポケットにしまうと同時に深い溜息を付いた。
「とにかく歩いてみよう。意外と村とかあるかもしれないし・・・」
そこから歩いてしばらく時計を見ていないから分からないが永遠と続く荒野を歩いていると煙がたっているのを見つける。
「煙だ・・・。人がいるぞ!!」
いままで孤独であった不安がスッと軽くなるのを感じる。
言葉が通じないとか、異国人を受け入れてくれるのかとかそんな不安より人がいるという事実が俺に希望を抱かせたからだった。
煙があるところまで歩くことしばらく、遠かった形が少しづつ大きくなっていく。やはり村だ。
「よかった村だ!・・・・しかし・・・・」
なにやら様子がおかしい。煙が上がっているが人の気配が全くしない・・・。それが村に近づいていくにつれどんどんと感じるようになる。
「とにかく行ってみよう」
この千載一遇のチャンスを一抹の不安といった衝動でフイにして次に有るかどうかわからない村・街を求め遭難を続ける度胸は俺にはなかった。
だがこの村にきて不安が大きく的中する。どうやらなにかに襲われたようだった・・・。村は荒れ放題穀物の倉庫を中心に破壊され略奪の限りを尽くれていた。
何かに襲われ逃げ遅れたのだろうか動かない死人もチラホラ。
「戦争でもあったのか・・・?うっ・・・・・」
初めて見る無残に「人」であったモノを見て嘔吐する。こんな無残な仕打ち・・・、しかし服装などを見てみるとどうやら彼らは日本国民ではないことはわかった。
顔を見る限りでは東シナ海あたりだろうか?それとも中国系?どうやら外国であるということは分かったがどこの国の民族かということは不明だ。
「と、とにかくこのままではいけない・・・・」
俺は絶望を照らし続ける死体の見開いた目をスッとおろしてやる。それからは村で農作業で使う鍬を見つけ穴を掘り続けた・・・。
食料もまだこの街には探せば少し残っていたし井戸水あったので休憩を取りながら穴をひらすら掘る。時間を忘れ、自分の今の境遇を忘れたくてガムシャラに掘っていく。
夜はとにかく休み、朝になれば死体を集めていき穴を掘り続ける。死傷者は6人。どれも無残な姿ではあるが、この人たちにしてやれるのはこれぐらいであるという申し訳無さと悲しさのなか作業を再開する。
日が暮れようかという頃に6人が個別に埋葬できる穴を堀終え、丁寧に埋葬をしていった。
白の制服はすでに血だらけで最早人前に着れるような装束としての体裁を失っていたが、そんなことはどうでもよくこの人たちが人間として安らかに眠れるため埋葬を終え、祈るばかりだ。
「どうか・・・どうか安らかに眠ってください・・・・っつ?!」
手を合わせているとガサっと大きな音がし思わず隠れる。
「・・・・やはり手遅れだったか・・・・」
「そうね・・・。逃げてきた人たちから聞いたけどこればっかりはね・・・」
二人共女性の声。話を聞いた限りでは敵というわけではないようだ。俺は意を決して姿を現すことにした。
「待ってくれ話を聞いてくれ!」
「ん?雪蓮(しぇれん)!!人がいるぞ!」
「ほんとだわ・・・。生き残りということ?見慣れない服装ね?賊の手下ということではないようだけど・・・」
声の持ち主は一人は眼鏡をかけた長髪の凛々しい女、もうひとりはピンク色の長髪でつり目で気の強よそうな雰囲気の女であった。
二人は警戒をし武器を構えるが、俺は敵意がないことをアピールしようと両手を挙げた。
「いくつか質問したいことがある」
眼鏡をかけた女が殺意を向けたまま隙のない姿で口を開く。この殺意・・・、普通の人間ではないというのがふつふつと伝わってくる。
「はい、なんでしょうか?」
「この村の襲撃はお前が企てたものか?それとも生き残りなのか?」
「いいえ、私はこの村に偶然訪れた人間です。煙が上がっているので不審に思い立ち寄ってみたんです。ですが・・・・」
「すでにこの有様・・・だったということか。だがお前のその服装我々の大陸の服装とは違うが南蛮・山越の人間ということに相違はないか?」
眼鏡をかけた女に事の顛末を推移され小さく頷くが聞いたことのある単語に反応する。
「山越?南蛮?・・・ここは・・・・?」
「ここは南陽郡郊外の村よ。私たちはこの村の生き残りから話を聞いて様子を見に来た・・・といったところかしら?」
つり目の女性が説明をするが話が読み込めない。南陽郡?ここは・・・・。
そう俺は中国三国戦国時代にタイムスリップしていたのだ。
「?ちょっと大丈夫?顔色が優れないけど・・・?」
「雪蓮、彼はこの惨劇、境遇のなかにいたのだ。無理はないさ。この埋葬はお前がやったというのは相違ないか?」
しぇれんと呼ばれる美女が俺の顔が真っ青になり震えだすのに警戒し、声をかけるが眼鏡をかけた女がそれをやんわりといなす。
「はい・・・・。失礼ですが名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
「そういえばまだ名乗ってはいなかったな。私は周瑜、字は公瑾という。それでこっちは」
「名は孫策、字は伯符。私を知らないなんてなかなかの世迷い人ね」
「え?孫策、周瑜?そんな馬鹿な孫策も周瑜も男じゃ・・・」
「ちょっとこんな容姿端麗な私が男だなんて!無礼にも程があるんじゃなくて!?」
つり目の孫策と名乗る女性がぷくーと頬をふくらませて睨んでくると同時に周瑜も顔を引きつらせる。
「まぁ・・・噂は尾びれを引くというものだ。が、男だとは・・・」
三国志は映画でも小説でも漫画でも大体が登場人物が男であり、歴史上でもそれを伝説として史実として残されている。
(そんな馬鹿な・・・。三国志の英傑がこんな美女だったなんて誰が想像できるかよ・・・)
内心驚きをしながらも隠し、先ほどの失礼を彼女たちに詫びる。
「す、すみせんでした。あくまでも噂でしか聞いておりませんでしたゆえ・・・、こんな美女であったなんて知らず・・・。すみませんでした」
「あら、そうなの。たっくもー何処のバカがそんな噂を流したのかしら!無礼にも程があるわ。ねぇ?冥琳(めいりん)?」
「そうだな・・・。まぁこの大陸は広い。話が肥大、虚言に変わるのは仕方がないことさ。それよりもお前の名を聞いてなかったな。名前はなんという?」
呆れる孫策に周瑜は苦笑するがこちらに視線を向けてまっすぐ問いかけてくる。孫策も凄まじいほどの美貌だが周瑜も決して負けていなかった。凛としており知的な雰囲気を持ちながらも芯を曲げない強さを持つそんな雰囲気が伺える。
顔は整っており宝塚の男優で出ても文句なし、という美貌だ。美周郎といわれるのは本当だったのだな。
「ん?私の顔になにか?」
「す、すみません。私の名前は北郷です。字は一刀といいます」
「北郷か。では北郷、詳細を聞きたい。コチラに同行願いたいのだが構わないな?」
「拒否する理由はありません。もともと私は流れ者。私の事情も包み隠さず話す所存です」
「ふん、ずいぶん利口ね・・・まぁ断れば叩き斬ってやるだけだから断るという選択肢は元々ないんだけど」
俺にギラリと睨むと剣をカチャリと音を鳴らす。こちらもさすがに身がすくむ。この強烈な視線と有無を言わせぬ殺気がこの女性が孫策、江東の小覇王と語られる歴史上英傑と謳われる人物なのだと実感する。
「まて雪蓮、血が上りやすいのはお前の悪い癖だ。さて北郷、こちらとしても理解が早く助かる。では・・・誰かある!」
周瑜が孫策を諌め、声を上げると何処からか兵士が現れ2・3小言を言うと去っていく。それと同時に兵士が俺を拘束し連行していった。
(今は孫策たちに全てを話すしかないだろう・・・)
連行されたあと尋問を受けた。賊に襲われた村の重要参考人という位置づけのようだが抵抗の意思がないと判断されたのか拷問をされるということはなかった。
尋問は周瑜が行い孫策は横で静かに耳を傾けていた。
「ということはお前は未来から来た人間だというのか・・・?!信じられんな・・・・そのような世迷い事をほざく輩はこの時代多いが・・・」
「信じられないのも無理はないでしょう。ですが私が違う時代の人間であるというのを証明することはできます」
「なるほど、ではどうやって証明する?」
「そのまえに少し手を解いてもらってもよろしいでしょうか?このままでは・・・」
俺は両手を後ろに拘束されていたため動けないということを周瑜に言うと彼女はふむ・・・と少し考え孫策に許可をもらおうと後ろを向く。
「そうだな・・・。雪蓮、構わないな?」
「ええ・・・、ただ変な気は起こさないこと。それは約束できる?」
孫策は俺は最初に見せた強い視線でギロリと睨む。それだけで身の竦む思いではあったのだが勇気を振り絞り弱みを見せないよう毅然とした落ち着いた態度で応える。
「もちろんです。それに私は貴女方に抵抗する理由はありません」
「そう、なら結構。縄をほどいてやって」
孫策は近くの兵士に声を掛かると俺は縄を解かれ両手が自由となる。そのまま俺は血だらけの汚れた制服の胸ポケットにあるボールペンを取り出す。
だが孫策は凄まじい速さで剣を取り出し俺の首の頚動脈にピタッとかける。ボールペンが鋭利であるためどうやら武器に見えるようだ。
「約束が守れないのかしら?・・・・北郷?」
「孫策様、これは私の世界で使用されている筆です。こうやって・・・・」
あらそうと孫策がつぶやくが剣は首にかかったままだ。鋭利な剣を首にピタリと当てられ内心と焦りながらも俺は近くの書簡にサラサラと文字を書くと警戒している孫策と周瑜の目が一気に奇異な視線へと変わる。
「ほぉ・・・、これは・・・・」
「すごいわ!墨もなしに字が書けるなんて・・・」
周瑜の感嘆の声と同時に孫策も目を丸くし驚く。ほかの兵士たちもザワザワと騒ぎ出した。
さらにポケットあった奇跡的に壊れていなかったスマホの電源を入れるとカメラモードを起動し孫策の顔に向けそのままパシャリと撮る。
「なにそれ変な音が鳴ってんだけど・・・気持ちワル・・・」
孫策は怪訝な顔を向けていたが俺はスマホで先ほど撮った怪訝な顔をした孫策の写真をそのまま彼女に見せた。
「へぇ私じゃない。写し絵をこんな正確に?すごいわねぇ。あら!私ってやっぱり美人ね」
「・・・・すごいなこれは、我々の世代の技術では到底実現ができないものばかりだ」
ちょっと無視しないでよと悲しむ孫策を周瑜は至極どうでもいいという感じに無視し、再度感嘆の声を上げると同時にスマホを興味津々に手を取り覗き込む。孫策はにやりと笑うと周瑜の手にあったスマホをパッと盗み取る。
「これはすごいわね、北郷!ほかにこの絡繰り機で何か出来ることはないかしら?」
最初の豪傑たる殺気や警戒はどこへやら、目は輝きをみせ尻尾があれば元気にパタパタ振っているのであろうというぐらいの好奇心を見せる。
「音楽が聞けたりとか・・・」
音楽アプリを起動すると保存していた曲を流す。
「へぇ~未来ではこんな音が鳴ってんのねぇ~」
「ああ!今まで聞いたことがない音だ。ん?北郷、この音はなんだ?随分と刺激的な音だが・・・」
ロック調の音楽を聞き周瑜は音楽に興味を示す。周瑜も音楽・芸術には目がない文化人であるのは史実どうりということか。
孫策はスマホを指でなぞれば動くと知ったのかスマホに興味深々でありスッスと指でなぞりポチポチ弄っていたが急にん?と顔が変わると俺を見てニタァと笑う。
「な、なんですか?孫策様・・・」
「別に~北郷も男なんだなぁって分かっただけ♪ねぇ冥琳これ春画よ?未来の春画!すごくない?」
「ん?すごいなこれほど正確な女体を描けた春画までもこの小さな箱に収められるとは・・・・」
周瑜は芸術的だな・・・・と呟くと興味深く俺の秘蔵の画像を覗き込む。がこれは公開処刑だ。実際周りの兵士たちは俺に哀れみの目を向けてくる。
「わ~!!それは覗かないでください~」
自分の秘蔵のコレクションが見られるなんて思わなかった。孫策は俺を見てニタニタ笑いながら色々弄っていると動画の再生ボタンに指が・・・。
「あんっ!ああぁ!いい!!~~~~」
スマホから女性の艶かしい聞き慣れた嬌声が聞こえてくる。俺は血の気がサーと引きながらスマホを凄まじい速度で奪い返すと動画再生ボタンを停止した。
「春画が動くとは・・・・。凄まじいな」
「冥琳!すごかったわねぇ。男の逸物なんて初めて見ちゃった!!男ってあんなに腰振るのねぇ勉強になっちゃった」
アッハハハハと声を抱えて笑う孫策と素直に感心する周瑜と絶望する男の図に聴取に立会をしていたほかの兵士たちも呆気にとられる苦笑する他なかった。
「さて北郷、お前が未来から来たという話どうやら本当であると信じざるを得ないようだ」
「は、はい・・・」
「どうした?元気がないようだが?」
動画を見られるという公開処刑をされた俺は完全に魂を抜かれた人形のようにポケーと空を見上げる。
周瑜は全く意に介していないが孫策はこちらをみてずっとニヤニヤ笑ってるし・・・・。
「北郷は、大事なお宝を見られたからねぇ~」
孫策は俺にそう言うと俺は頭をガクっとさげその通りです・・・・と呟く。ああ・・・・地獄だ・・・・。周瑜はどうでもいいという感じに受け流し俺に再度会話のチャンネルを向けた。
「そうか。ではお前はこれから我が孫呉の傘下に入ってもらうぞ?雪蓮、いいな?私としても未来から来たというお前の見地、知識は私としても十分興味がある。今度時間を作るのでまた話を聞かせて欲しいものだな」
「冥琳の言うとおりね。貴方を追い出して他の人間に拾われて、利用されて・・・なんて本末転倒だしねぇ・・・」
孫策も冥琳の提案を受け入れ、気を取り直して再度処遇が告げられる。
これで孫策の保護下に置かれることに決まったに俺は内心安堵すると同時に理性的な話し合いで済んだことに安堵する。
「あ、有難うございます」
「だがこのままタダ飯を食わせるというほど私も兵もここ民も納得はしないと思うわ。冥琳、どうする?兵士として鍛えるか、文官にでもする?」
「雪蓮の言うことも最もだな。働かざる者食うべからずということか。では祭殿のもとで取り敢えず訓練を受けさせるというのはどうだ?今の彼では生活していた環境も違う。まずはこの激動の時代で最低限生き残る術を身につけてもらわないとな」
「祭に?まぁいいんじゃない?祭は面倒見もいいし兵士の鍛錬は実績があるし」
サイ?誰かは見当がつかなかったが、どうやら俺は武術の基礎を教え込まれるということが決まったようだった。
「北郷、お前は武術の心得などはあるか?」
周瑜が聞いてくるが俺としては部活では剣道をやってはいた。だがこの英傑たちに対抗出来るだけの武術を体得しているとははっきりって言い難かった。
「い、いいえ・・・」
「だろうな・・・。では雪蓮、祭殿には私から頼んでおく。とにかく北郷、今日は取り敢えず休め。それから・・・死者を手厚く葬ってくれたことは私も孫策も大変感謝している」
周瑜は頭を下げたが俺は居た堪れなく狼狽した。なんせあの周瑜が俺に頭を下げているのだから。
「い、いえ・・・俺は・・・・」
「冥琳の言うとおりよ。今の時代は死体があっても驚かない、放置すらされる狂った世の中よ・・・。そんななか人間として尊厳をもって最後まで扱ってくれたあの村民は喜んでいるはず。北郷、私も感謝しているわ。その人として持っている暖かさと優しさは弱さでもある。だけどそれは決してなくしてはならない大事なモノよ。それを忘れず孫呉のため邁進してくれること期待してるわ」
孫策は俺の狼狽を正し、戦争が日常であるこの時代の人間としての尊厳、誇りを大切にしろと説いた。その言葉今まで生きてきたなかで一番重くのしかかる言葉であった。
「はい・・・・」
「さて話も済んだことだ。部屋は用意したのでそこで休んでくれ。明日から本格的に働いてもらうぞ」
そう言って周瑜は孫策と部屋を出て行った。俺はそれから兵士に部屋まで連行され。取りあえずはしばらくは監視のもとでこの部屋で過ごすことになった。
今日は色々ありすぎた。深い疲労が体を支配する中寝具に倒れこむように倒れ、そのままつないでいた意識を手放した‐‐‐‐
・補足
新キャラ等が出てる今現在発売されている恋姫無双を原作にはしていないので新キャラは出しません。またオリジナルキャラも出さないです。
ただ孫堅くらいは名前だけ出してもいいかもしれません。そこは検討中です。
それではよろしくお願いします。
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真・恋姫無双が原作のゲームの題名ですが、題名は誤字ではありません(笑)
新しい恋姫無双を作るんだという願いを込めてこの題名にしました。
新キャラ等が出てる今現在発売されている恋姫無双を原作にはしていないので新キャラは出しません。またオリジナルキャラも出さないです。
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