No.1062662

スマブラ Stern des Lichts 79 ~闇の化身ダーズ~

Nobuさん

闇の世界の大ボスとの決戦です。
メンバーはこいつらと決めていました。

2021-05-25 11:54:46 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:478   閲覧ユーザー数:478

 闇の化身ダーズとの決戦が始まった。

 

「光の力よ!」

「はぁぁぁぁぁぁっ!!」

 瑠璃は広範囲に防御結界を張り、六人がダーズの攻撃に耐えられるようにする。

 ダークリンクは暗黒の剣に力を溜めた。

「せい! やあっ!」

 リンクは気を込めた剣でダーズを斬り裂く。

 ダーズは一瞬だけ防御が緩み、

 そこにリンクが連続突きで畳みかける。どりゃっ! ……と、見せかけて」

 ダークリンクはダーズに暗黒の矢を放つ。

 ダーズは触手で打ち消すが、それはフェイントで、ダークリンクは剣を振り抜いて魔力を解放した。

「喰らえ、ガツーンハンマー!」

「ロケットずつき!」

 マリオはダーズに向かってダッシュし、ハンマーを振り上げて一気にダーズ目掛けて殴りつける。

 カービィはダーズの触手に会心の一撃を放ち、ピカチュウはロケットずつきを放ってダーズに大ダメージを与える。

「ぐあぁっ!」

 ダーズは弾丸を連射してピカチュウを攻撃する。

 命中した弾丸がピカチュウの身体を蝕む。

「はぁっ!」

 瑠璃はダーズの触手に光の弾丸を放つが、全てダーズに弾かれてしまう。

 一方で、瑠璃もダーズの触手の攻撃を弾き返した。

 ダークリンクは、ダーズにリモコン爆弾を投げる。

「食らえ」

「おっと、させないぜ!」

 ダーズは目を光らせ、攻撃しようとするが、リモコン爆弾が発動して打ち消された。

「せいやっ!」

「どりゃあ!」

 リンクは気合を込めた斬撃でダーズの触手を斬る。

 ダークリンクも魔剣で追撃した。

「えいやーっ!」

「ぐおぉぉっ!」

 カービィは思いっきりハンマーを振り下ろし、ダーズに大ダメージを与える。

「うわっ! うわわわわ!」

 だが、ダーズは触手で空間を引き裂いた。

 空間に巻き込まれたマリオはなすすべなくダーズの猛攻を受ける。

「……なんだ、これは……! うぐあぁぁ!」

 ダーズはムカデの尻尾のような姿で動き回り、瑠璃の身体を貫き、内部から破壊する。

 精神力が強い瑠璃でもこの攻撃には恐怖を感じ、思わず口を噤んでしまった。

 そこに容赦ないガトリング攻撃が入り、瑠璃は大ダメージを受けてしまう。

「この攻撃はどうだ?」

「うわあぁぁぁ!」

 ダーズは目を光らせ、地面から激しい勢いの火柱を起こしてファイター達を攻撃する。

 ピカチュウは何とか攻撃をかわしたが、それ以外の五人に命中しダメージを与える。

「くそ、なんて威力だ……!」

「だからといってここで躓くなよ!」

「ああ、分かってる!」

 ダーズの攻撃の威力に、ふらつくダークリンク。

 だが諦めずに立ち上がり、リンクと共にダーズの触手を切り裂く。

「せいやぁぁぁぁぁぁ!」

 マリオは渾身の力を込めてハンマーを振り下ろし、ダーズの触手の一部を打ち砕いた。

「ぐぅっ……スマッシュブラザーズよ。この程度で余を追い詰めたとでも?」

「ああ! お前に、この世界を渡しはしない!」

 ピカチュウは10まんボルトをダーズに放つが、ダーズは闇の力を放って攻撃を防ぐ。

 そして、ダーズはピカチュウを指差す。

「ほら……其方はもうすぐ倒れる」

「何……!? むぐっ!!」

 ピカチュウが動こうとすると、急に胸を押さえる。

 カービィはそれに気づかず、ストーンでダーズにダメージを与えた。

「……ピカピカ?」

 ストーンを解いた後、カービィが見たもの。

 それは、倒れているピカチュウの姿だった。

「ピカピカ? どうしたの、ピカピカ?」

 カービィは戦闘中にも関わらず、ピカチュウに駆け寄って声をかける。

 だが、ピカチュウは全く反応しなかった。

 すなわち、それは――戦闘不能という証だ。

 それを知った瞬間、明るいカービィの表情が一変、ダーズに対する怒りへと変わった。

「よくも……ピカピカを!」

「其方も葬ってやろう」

 ダーズは余裕な態度を崩さず、四つの時限爆弾を設置する。

「えい! やあ! とぉぉぉ!」

 カービィは素早く動いて時限爆弾を破壊、その結果被害が及ぶ事はなかった。

 さらに、回し蹴りがダーズの眼球にクリーンヒットする。

 仲間を傷つけられたカービィの動きは、かなりキレが良くなっていた。

「やるな!」

 そんなカービィを見たダークリンクは負けじと連続突きでダーズに追撃する。

 瑠璃は倒れているピカチュウを見て「これはまずい」と判断、呪文を唱える。

「させるか」

「それはこっちのセリフだ! ファイアボール!」

 ダーズが阻止しようとするが、マリオがファイアボールを放って防いだ。

「清らかなりし雨が、傷を塞ぐ!」

 瑠璃は上位回復術を唱え、味方全員の体力を大幅に回復した。

 戦闘不能になったピカチュウが、目を覚ます。

「ん……俺は……生きているのか?」

「よかった、ピカピカ。目を覚ましたんだね」

 カービィは復活したピカチュウに笑みを浮かべる。

 六人を見たダーズは、怒りで身体を震わせる。

「其方等……許さんぞ!!」

 ダーズは広範囲に闇の衝撃波を放った。

「どうやら、ダーズはホンキのようじゃ……。ならば、こちらも全力でいかせてもらおう!」

 瑠璃は構え直し、ダーズに光の弾丸を乱射した。

「ぬぅん!」

「ぐあぁ!」

 ダーズは空間を切り裂き、そこから触手を四方八方に呼び出す。

 マリオは触手に貫かれ、大ダメージを受ける。

 瑠璃は何とか抵抗したが、僅かな傷を負う。

「でえいっ!」

「どりゃあっ!」

 ダークリンクとカービィのダブル回し蹴りが、ダーズの体力を削っていく。

「その程度か」

「ぐあああ!」

 ダーズはリンクに触手を伸ばし、締め上げる。

 リンクは身体の骨が砕けるような感じがし、叫ぶ。

「ファイア掌底!」

「ぐあぁぁぁぁぁぁ!」

 マリオは炎を纏った掌底をダーズの目玉に放つ。

 目玉は炎に包まれ、ダーズは悶え苦しむ。

「癒しの力よ!」

「こいつを食らえ!」

 瑠璃はマリオに回復術を使い、ダークリンクはダーズを兜割りで攻撃する。

 直後、ダーズはガトリングで瑠璃に反撃した。

「かみなり!」

「鬼殺し火炎ハンマー!」

 ピカチュウはダーズの真下に立ち、雷を呼んで大ダメージを与える。

 カービィは炎を纏ったハンマーでさらに追撃する。

 ダーズの動きはかなり鈍くなってきていた。

 

「これで決めるぞ。……彩弾!!」

 瑠璃は虹色の弾丸を大量に生み出し、手を振ってそれらを一気にダーズに叩きつけた。

 如何なる者といえど、この攻撃をかわす事は不可能である。

「ぐぎゃあああああああああああ!!」

 瑠璃の一撃がダーズにクリーンヒットした。

 ダーズは触手をうねらせて悶え苦しみ、その触手もどんどん縮んでいく。

 そして、彼の身体も闇に包まれていき、ついに限界を超えて大爆発した。

 そして、熱を伴う光がダーズを追うように異空間の中に入った。

 

「やっと……ダーズを倒した……」

「でも……あの光は……」


 
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