かつて、大地を守護する御子がいた
かの御子は、古の言葉“詩”をもって大地に、そしてそこに住まう者たちに生命を与えていた
そこには欲深き者達がいた
彼らは大地を我が物にしようと御子に、そして彼女の守る者たちに悪の手を伸ばした
嘆き、悲しみ、苦しんだ御子は自らの欲を満たさんとする彼らに
欲を広め、加担する者達に
果ては、欲に惑わされ、堕ちるかもしれぬ大地に住まう民全てに怒りを向けた
御子は心を怒りと憎しみ、悲しみで満たし謳った
詩は魔を生み、大地に住まう民を襲う
魔を生み出し続ける詩は、御子を守る一族により、御子の眠りによって封じられた
しかし…御子の眠りはすなわち大地の眠り
御子が眠りにつきし後、大地は生命を生み出す力を失った
失われ逝く命を繋ぎとめんと、御子を守る者たちは詩を謳う
大地に仮初めの生命を与える詩を…
その詩は弱く儚く、しかし…大地は生き長らえた
眠りし大地に住まう民は生きる
与えられるかりそめの生命に縋り付いて…
幾年月が過ぎ、かつて御子が守護していた時代については史書の片隅のこととなったこの世界
かりそめの生命は、その力を弱め
大地は死へと足を進めつつあるその世界で
生を、未来を願う人々が動き出す
かつての平和で豊かな大地を夢見て
Ar tonelico
~眠れる大地に目覚めの詩を~
~設定~
皆さんこんにちは、ショタ一刀シリーズでお馴染み?MiTiです。
今回Ar tonelicoSS書き始めることになりました。
タグには『リリカルなのは』、『Ar tonelico』、『クロスSS』
とありますが…
多分ですがこの二作品のクロスとなると、
『リリカルなのはの世界にAr tonelicoのキャラが次元漂流してきて…』か、
『Ar tonelicoの世界にロストギアの反応を感知して…』と言った感じのを想像するかと思いますが、
今回自分が書きますのは、そのどちらでもありません。
『リリカルなのはのキャラでAr tonelicoの世界を描いてみよう』というものです。
世界観とかをAr tonelicoで、キャラクタをなのは達でってことです。
魔法って共通点から↑の設定でいろいろ考えたら主観ですが面白くなりそうだったので。
因みに、過去に別のサイトで投稿していたものを加筆修正したものです。
投稿先は個人運営であるためにどうしてもいろいろと時間が掛かってしまうわけで…
執筆者としてはこう投稿して呼んでもらって直ぐに反応がもらえるTINAMIの設定が気に入ってまして、
先方には申し訳ありませんが、今度からはこちらに投稿します。
これからもヨロシク。
~あとがき~
PS3のばっっっっきゃやるぅぉおおおおおおおおおお!!#
…っは!?すいません。突然叫んでしまって…
いや、実は先日あるシリーズもののゲーム、Ar tonelicoの新作が発売されると知りまして。
で早速公式サイトに行って”スペシャル”って項目をクリック!
予想通り、そこにはPVがありました。
迷わずLargeボタンをクリック!
そして驚愕、なんだこのクオリティは!?フル3Dだと!?
相変わらず絵も綺麗だし、なにやら新要素も加わってもう発売が待ちきれないぜ!!
と…そこでふと思った。不安を感じたと言った方がいいのかもしれない。
これほどまでにクオリティが上がってうれしいのだが、果たしてこれがPS2で出来るのか…
で、ディスプレイの左斜め上辺りにある←のボタンを押してみると…
『PlayStation3”専用ソフト”』
その字を…”専用”の字を見た瞬間絶望を感じました…
俺は…俺はな~…持ってないんだよぉPS3をよーーーーーー!#
買う金も無いんだよーーーーーー!#
金稼ごうにも寮生活だからそんな暇も無いんだよーーーーーー!#
これじゃぁ出来ないじゃねぇかぃよぉおおおおおお!#
もうこうなったらAr tonelicoSS書いてやるーーーーーーー!!
とまぁなんか自分でも訳分らん流れで書き始めましたwww
「またかよ…せめて1シリーズだけでも終わらせてから書けよ!」
の類の意見はスマセンが無視させていただきます。
だって気がすまないんですよ!出来ない鬱憤書いて晴らそう!!
てなわけで、他のシリーズ共々どうかよろしくお願いします。
~おまけ~
これだけは知っておきたい、アルトネリコ辞典 pt.1
・アルシエル(Ar ciel):
ガスト製作のゲーム、アルトネリコシリーズの舞台となる惑星。意味は『唯一の世界』。
過去に発生した『グラスノインフェリア』と呼ばれる大災害の結果、
空は『ブラストライン』と呼ばれるプラズマが充満した空域で覆われ、
また大地は粉砕されて『死の雲海』と呼ばれる分厚い雲の層が広がり、
生き残った人々は『塔』と呼ばれる巨大建造物とその周辺でのみ、かろうじて生存できる状態にある。
・アルトネリコ(Ar tonelico):
シリーズの舞台となる巨大な建造物『塔』。意味は『唯一の世界樹』
大地がまだ存在した時代に建てられた音科学に基づいた音の力を増幅し人々に提供する「増幅塔」である。
現在では失われたロストテクノロジーが数多く使われており、
レーヴァテイル達の詩魔法の力の源である「詩サーバー」として機能している。
人々はそれぞれの塔の上及び周辺で何とか生活をしている。
原作ではアルトネリコは3つ存在していることになっていますが、
今回自分が書いて言う作品はこの3つのどれにも該当しないオリジナルのものです。
・レーヴァテイル:
音を力に変える希少種族。過去に人造的に生み出された種族だが、
見た目は普通の人間と変わらないし、人間との混血も可能。
Y染色体がレーヴァテイル因子の発現を阻害するため基本女性しか存在しない。
身体の表面には種族の証として『インストールポイント』という紋様が刻まれている。
詩魔法と呼ばれる神秘の力を操り、「世界と語る」ことができる。全てのレーヴァテイルは、
深層意識の中で力の源の「詩魔法サーバー」である「アルトネリコ」と繋がっている。
塔の管理者として作成された完全な人工生命体であるレーヴァテイル・オリジン、
レーヴァテイル・オリジンのクローン体であるβ純血種、人間との混血である第三世代に大別される。
この3つの詳細に関しては後々…
・詩魔法
レーヴァテイルが使用可能な魔法。ヒュムノス語と呼ばれる言語で表された呪文を唱えることで発動する。
・ヒュムノス
正式名称『ヒュムノスエクストラ』。塔を制御する特殊な詩魔法で、普段はヒュムネクリスタルと言うものに封じ込められている。
一般的な詩魔法と異なり、クリスタルの内部に存在するデバイスに納められた「想い」を、
レーヴァテイルにダウンロードすることによって、謳うことが可能となる。
・テル族
シリーズの舞台となる星に遠い昔から存在する、人間とは別の種族。
麻色の肌に角や尻尾といった身体的特徴を持ち、寿命も200年程度と人間よりも長い。
詩魔法とは全く別の特殊な術を使うことが出来、かつて彼らが持つ知識と技術は、塔の建設に大きく貢献した。
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無謀にもアルトネリコのSSの挑戦してみました。
良ければどうぞ…