No.105444

孤独の時間

歌波さん

初投稿です。詩のようなものです。
歌詞を書くのが好きな友人につられて書いてみました。

2009-11-05 23:32:12 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:270   閲覧ユーザー数:266

 
 

 

 

いつもの平日 学校へは行きたくない

それでも習慣が染みついた僕の身体は 意思と裏腹に家を出る

 

いつもの並木道 学校へ続く通学路

行きたくないのに歩くんだ 進むんだよ

いやだ そこに君はいないのに

 

 

戸惑っている時間(トキ)に Ah- 君はもう行ってしまった

ただ過ぎてゆく日々に ねぇ、僕は何を想えばいいの?

 

君を追いかけてゆきたいよ でも『いつも』が僕を縛るんだ

君はいないのにどうしてだろう 『いつも』と違うはずなのに

 

 

脚は迷わず進んでゆく …どこへ? 知らない、わからない

 

 

 

いつもの休日 家に居たくないんだよ

それでも僕の身体は動かない、動けない 襲いくる睡魔に抗えず

 

いつもの部屋の中 目覚めて映る黄昏色

寝ていても時間は進んでいく、止まることなく 一人ぽっちの世界がまわる

 

 

虚しく響く声(オト)に Ah- 僕は独りだと自覚した

ただ君を想っても ねぇ、帰ってきてはくれないでしょう?

 

君を追いかけてゆきたいよ でも僕は『孤独』に縛られる

どうして君がいないんだろう 恐怖したのは世界の『孤独』

 

 

 

 

戸惑っている時間(トキ)に Ah- 君はもう行ってしまった

ただ流れゆく一秒(ヒビ)に ねぇ、僕はどう生きればいいの?

 

 

虚しく響く嗚咽(オト)に Ah- 僕は独りだと自覚した

どんなに君を想っても ねぇ、君は忘却して(キエテ)ゆくのでしょう?

 

君を追いかけてゆきたいよ 例え『闇』にのまれても

二度と見失いたくないんだよ 君に見つけた輝く『光』

 

 

僕らは彷徨いながら進んでゆく …どこへ? 未来へ、失わない為に

 

 

 

 
 

 
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