??1「ねえ。二人ともあの占い知ってる?」
??2「占い?」
??3「あぁ、あの天の御遣いとかいうやつ?確か『天を切り裂いて、天より飛来する一筋の流星。その流星は天の御遣いを乗せ、乱世を鎮静す。』だったけ?」
??2「何?あんなくだらない噂を信じているの?」
??1「えぇ~噂なんかじゃないよぅ。管輅ちゃんはすごいんだから!」
??3「まあまあ。でも本当だったらおもしろくない?これから乱世になるのは間違いないんだし」
??2「…確かに。最近は賊などが増えて民も不安がっている。漢王朝はもはやまともに機能せず、むしろ悪政によって世界はさらに混乱する。そういった話に救いを求めるのは仕方のないことかもしれないわね。でも、その不安を取り除くのは私たちの仕事でしょう?と・く・に!あなたはさっさっとちゃんとした職に付きなさいよね。もう個人でどうこうできる域を超えているわ」
??1「うぅ~。でも目の前の困っている人たちを放ってはおけないし…」
??2「だったら早く力を付けなさい。目の前の民も、その先の民も救えるように」
??1「あうぅ」
??3「落ち着きなさいよ。約束したでしょう?私たちは互いの道を行くって。これがこの子の道だって言うんだから、私たちは何も言うことはできないわ」
??2「…分かってるわよ」
??1「ごめんね。でも、ありがとう」
??2「ふんっ///」
??3「ふふっ。……あら?」
??1「えっ?」
??2「なに?」
??1「流れ星?」
??3「まさか…」
??2「こんな昼間から…ありえないわ」
??1「でも、間違いないよ!あの流星にはきっと天の御遣いが乗っているんだよ」
??3「これは…行くしかないわね」
??1「うん!」
??2「ちょと!あなたたち…もう、仕方ないわね」
こうして運命の歯車が回りだす。この世界にある無数の歯車たちが。
しかし、未だ歯車は完全には噛み合っていない。
世界は待つ。異界より現れるこの世界を支える歯車を…
後書き的な
はじめましてすっすと申します。
これまで妄想していた作品をついに文章にしてしまいました。
どうでしたでしょうか?序章その1。序章はあと二つ続きます。
今回は短いし、地の文がほとんどありませんでしたが、次からはちゃんと入ります。
登場キャラ3人の名前は伏せていますが、まあ話し方とかで大体分かると思います…
次回にはちゃんと名前が出ます。一刀君も出ます。
後書きまで短いですが、今回はこれくらいで。次回は設定もチラッと入れようかな、と思っています。
それでは、読んで頂いてありがとうございました!!
感想や誤字脱字のご指摘。既出の作品と同じじゃないか!などありましたらお願いします。
再見!
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初投稿駄文です。よければ見てやってください。