・荀彧ちゃんとgdgd_02
「・・・・曹操ちゃんの所に、移籍するって?」
「そうよ。
やはり、私の主となられる御方は、曹操様を置いて他にないわ」
・・・・男が嫌いで、曹操ちゃんが百合百合だから?
「姫には言ったの?」
「ええ、全く気にしてなかったわ。
私の話を聞いてなかっただけかも知れないけど、別に良いわ。
もう、私には関係ないもの」
とりあえず、少女がいなくなるのは悲しいんだけど、チートキャラが曹操ちゃんの所に行くって、滅亡フラグ?
横山三国志で、姫は曹操ちゃんに負けたよね。
「そんな事より、さっさと離れなさい。
そして死になさい」
10M圏内に踏み込んだのは失敗。
「えっと、曹操ちゃんの所に行くなら、一緒に行こうか?
自分が遊びに行くついでに、荀彧ちゃんを紹介するから。
荀彧ちゃん1人で行って、曹操ちゃんの所に採用されて、曹操ちゃんに直接会うのは時間がかかると思うよ」
さあ、自分と一緒に小旅行だ。
荀彧ちゃんにも利点はあるから、断わられないと思うな・・・・ってか、断わらないで。
「はぁ、仕方ないわ。
今回だけは、あなたに従ってあげる。
けど、私の近くに寄らないでよ、妊娠するから」
男性の吐いた息を吸ったり、手で触れあった程度じゃ、子供は生まれません。
キャベツ畑とか、コウノトリとかよりレベルが高いと思います。
「荀彧ちゃんの仕度は出来てるの?」
「ええ、今から行こうと思ってた所だったの。
誰かさんが邪魔しなければね」
・・・・セーフ。
荀彧ちゃんを見つけなければ、知らない間に行ってしまうところだったのか。
ってか、一言もなく行っちゃうつもりだったの?
「ちょっとだけ待ってて、姫に出かけるって言ってくるから」
あと、曹操ちゃん達への手土産を適当にパチって来ます。
暫くいないから、判子は顔良ちゃんにでも渡してこよう。
自分が帰ってくるまで、1人で頑張ってね。
・曹操ちゃんと御遣い君とgdgd_01
荀彧ちゃんを曹操ちゃんに紹介。
曹操ちゃんに対して、自分が言ったことは、姫の所からリクルート希望者がいたので面接してね。
面接の結果、就職決定。
「それにしても良かったの?
あんな優秀な子を私に紹介して」
「いや、自分が紹介しなくても、荀彧ちゃん1人で来る予定だったみたい。
多少時間はかかるけど、いずれ曹操ちゃんの前に辿り着くと思うよ。
そして、今やったような面接をして、結局軍師に収まると思うし」
「・・・・そうね。
麗羽に見切りをつけてたようだし、遅いか早いかの違いね」
やっぱり、姫に対して言うことがきついな。
「そうそう、桂花のついでに、あなたも私に仕えなさい」
やっぱ、元の世界のお菓子とかを作れるから?
洋菓子とか和菓子とか、こっちにはないもんね。
なぜか、材料は普通にあったりするけど。
凄いね、この三国志の世界。
「んと、ごめんね」
「あら?
天の御遣いさんは、麗羽を見捨てれないのかしら?」
「・・・・はぁ?
曹操ちゃん、天の御遣いってなに?」
九洲でも救えって?
「知らないの?
管輅という占い師の戯れ言。
流星が飛来し、この乱世を救う、天の御遣いが現れる」
ああ、上半身が埋まったもんね。
・・・・今さらさ、天の御遣いとか言われてもね。
「最近、珍しいものを拾ったの。
流れ星が落ちた場所でね。
ぽりえすてる製の服を着た男をね」
ポリエステルって、こっちの世界にあったっけ?
ってか、同類さんいらっしゃい?
「名前もね、あなたを似てるのよ。
字や真名が存在しないところとか。
それに生まれも同じ、日本って言ってたわ」
同類さんだね。
「その拾った人物が、天の御遣い。
そして、その人物と似てるから、自分も天の御遣いだと?」
「ええ、違うかしら?」
「・・・・話を聞く限り、その御遣い君と自分は、同じ境遇だと思う。
でもさ、いまさら自分が、その天の御遣いだと思う?」
「思わないわ。
この占い自体、最近のものだし。
あなたが御遣いなら、もっと前から、この占いが存在するはずだし」
「・・・・思ってもないのに、確認するって」
「聞いてみただけよ。
あなたが、自分を御遣いと認めようと認めまいと、なにも変わることはないし。
例え認めたとしても、御遣いという札、麗羽に活用できるわけないでしょ」
・・・・ああ、納得。
天の御遣いって、姫自身の称号じゃないから、自分が目立てないしね。
「ウチの御遣いを呼んでるから、確認してみれば。
本当に、あなたと一緒なのか。
あなたが同じだと言っても、天の国が2種類存在する可能性も無いとは言えないし。
それに、ちょっと面白い事になるかもね」
面白い事?
丁度、その御遣い君らしき人物が、ここにやってきた。
学生服らしき物を着た、たぶん高校生の男子。
顔は整ってる・・・・けっ。
ってか、白い学生服って珍しくない?
「なんのようだ、華琳?
急に呼び出して」
「・・・・かずと」
「「なに?」」
・・・・ん?
かぶった?
御遣い君らしき高校生と、お互いに顔を見つめあう。
「ごめんなさい。
同じ名前だから、ついね」
わざとだ、絶対にわざとだ。
「一刀。
そこにいるのが、袁紹の所の一斗よ」
「・・・・一斗?」
「ええ、確か・・・・島津一斗であってたかしら?」
「正解」
「島津・・・・一斗?
って、えぇぇえぇぇぇぇぇっ!?
日本人!?」
近くで叫ばないで、耳が痛い。
「ちょっ、どういう事だ華琳?」
「さあ、私は知らないわ。
本人からは、大陸外の海を超えた所の生まれとしか聞いてなかったし。
あなたのことがあってから、あたなと同じなんじゃないかって気づいたのよ」
「えっと、島津さん?」
「なんだい、御遣い君」
お互いに情報交換をしたけど、帰れる手段に検討はつかない。
まあ、自分は永住する気になってるから、帰り道が見つからなくても問題ないんだけど。
とりあえず、この御遣い君、曹操ちゃんと夏侯姉妹相手に、初日から真名で呼んでるとか言ってるし。
リア充か?
でも、曹操ちゃん達って、百合百合だから・・・・問題ないかな。
「とりあえず、頑張ってね」
ちょっとは手伝うけど、帰りたいなら1人で頑張ってくれたまえ。
あと、天の御遣いとか言う、ちょっち死亡フラグ付きの称号とか・・・・自分には一切関係のない方向でお願いしますね。
・夏侯惇ちゃんと夏侯淵ちゃんとgdgd_01
「問題です。
善く兵を用うる者は、役は再び籍せず、糧は三たびは載せず。
用を国に取り、糧を敵に因る。故に軍食足るべきなり。
意味は?」
「ふんっ、簡単だ。
兵は一日三食食べれば、敵が困って国を取れる」
「問題です。
昔の善く戦う者は先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。
意味は?」
「昔の人は戦いに勝った」
「問題です。
凡そ火攻に五あり。
一に曰わく火人、二に曰わく火積、三に曰わく火輜、四に曰わく火庫、五に曰わく火隊。
それぞれの意味は?」
「火事には気をつけろ」
・・・・とりあえず、不正解でしょ。
本人は、凄く胸を張ってる。
しかも、目をキラキラと輝かせている。
褒めて欲しいんだろうか?
「ああ、姉者。
かわいいな」
夏侯淵ちゃんは夏侯淵ちゃんで、夏侯惇ちゃんに萌えてるし・・・・でも、同意。
武力は、文醜ちゃんよりもチートっぽいんだけど、頭の中も文醜ちゃんよりお馬鹿さんなんだよね。
しかも、なにげに色々とかわいいし。
夏侯惇ちゃんは、幼女や少女じゃないけど・・・・まじで、かわいいと思う。
「なあ、正解してるんだろ?」
「夏侯淵ちゃん的には、あってるの?」
「・・・・まあ、良いんじゃないか、姉者だし」
うん、夏侯惇ちゃんだし。
曹操ちゃんとか、夏侯淵ちゃんとかが覚えてれば問題ないでしょう。
頭の良い夏侯惇ちゃんってのも想像出来ないし。
「おおっ!!
勉強の成果が出たぞ。
よし、華琳様に報告に行かねば!!」
「あ、姉者?」
「秋蘭遅れるな!!」
走り去って行く夏侯惇ちゃん。
「・・・・ちょっと間違えたね」
「・・・・そうだな。
では、私は行くな。
華琳様の所で、これからの姉者の行動を見なければならないから」
「うん。
でも、ちょっとは手助けした方が良いよ。
曹操ちゃんに怒られると思うし」
「華琳様に怒られて、涙眼の姉者。
・・・・良し」
思いっきり拳握ってるし。
いやー、いつも思うけど、シスコンだね。
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真・恋姫†無双で、gdgdした話を書き書きして行こうと思っています。
主人公は、原作開始の数年前に落っこちちゃった男性。
曹操軍でgdgd その1
・荀彧ちゃんとgdgd_02
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