No.1039104 ADレイバー隊 装備解説2020-08-23 15:22:25 投稿 / 全3ページ 総閲覧数:781 閲覧ユーザー数:781 |
装備解説
1.篠原重工社製 98式AVイングラム AD型
『主要スペック』
形式番号:AV-98 AD
全長:8メートル
総重量:約6トン
装甲材質:繊維強化金属、炭素繊維強化プラスチック
活動限界時間:約3時間
装備:6連装リボルバーカノン、対レイバー用スタンスティック、専用シールド、ワイヤーウィンチ、64式小銃(※非常時用の自衛戦闘用装備として搭載)
その他装備:遠隔操縦機能(※有線)
『解説』
レイバー開発メーカー大手の篠原重工が開発した傑作レイバーの98式AVイングラムの武偵仕様モデル。
元々は警視庁のレイバー部隊である特殊車両2課への採用を狙い、2機開発されたイングラムの近代化改修モデルであった。
しかし、開発コストから来る納入コスト増加を理由に警視庁が不採用とした為、開発された2機は行き場を無くし、倉庫に眠っていた。
それにレイバー隊強化に力を入れていた武偵局が目を付け購入、「武偵校で使用するのでメンテナンス性の向上」や「遠隔操縦機能の搭載」等と言った改修を行った上で、東京武偵校に新設されたレイバー隊へと配備した。
因みにこの改修を行った為、本来のイングラムのスマートなスタイルから一転、AD型は非常にガッチリとしたスタイルになっている。(※「実写版の『THE NEXT generation パトレイバー』に登場するイングラムみたいな外見」と思ってください)
またカラーリングも警察用の白と黒のパンダカラーから、灰色とグレーの旧機動隊装備カラーに近いカラーリングに変更されている。
なぉ、イングラムの特徴の1つでもある両肩のパトランプは納入コスト低減の一環も兼ねて警察用の赤色がそのまま採用されている。
これまた余談だが、元々移住性の悪さに関して定評のあるイングラムだが、このAD型も例外では無く、「移住性の悪さは本家イングラムと同等か、それ以上……」と言われる事が度々ある。
また銃撃事件の多い武偵の任務上、犯人から銃撃を受けてことを想定し、オリジナルのイングラムでは左腕に付いているシールドを右腕に移し、空いた左腕側には、零式に搭載されている物と同じシールドが追加されている他、右腕に移したシールドの下部にはパイルバンカー機能が追加されており、更に両膝の部分にローラーが装備され、それを使用する事でトリッキーな動きも可能となっている。
納入価格は本来70億円と言う高コストだったが、「不良品処分」として53億円までに値下げされていたと言う。
また現在の所は配備されているのは東京武偵校のみだが、札幌、神奈川、大阪、福岡、沖縄の各武偵局並びに武偵校のレイバー隊も、現在、使用しているレイバーを本機に更新する計画が進められている。
これは、各武偵校が現在使用しているレイバーが”警察レイバー隊からの払い下げ”や”民間用中古レイバーの改造モデル”である為が故、最新型レイバーや違法改造レイバーに対抗するのが難しくなってきており、度々、重傷者や殉職者を出している現状がある為である。
因みに武偵校では、「何時如何なる時でも状況に対応できる様にする為、過度で無ければ火器の発砲が許されている」が、流石にリボルバーカノンは、その発砲していい火器の中に含まれていない。
2.レイバー指揮車 モデルD
『主要スペック』
全長:3.2メートル
全幅:1.7メートル
全高:1.5メートル
総重量:約3トン
最高速度:88.5 km/h
最大行動距離:320 km
エンジン:2.5リッター6気筒デイムラーガソリンエンジン(※55馬力)
装備:投光器、ラウンドスピーカー、MK47車載レーダー、パトランプ、ウィンチ、64式小銃(※イングラム同様、自衛戦闘用装備として搭載)
『解説』
レイバーは後方の視界の確保が容易では無い為、それを補完し補佐役を務める為の指揮・戦術分析担当が搭乗し、レイバーと同行する為の装甲指揮車。
ベースは第二次世界大戦中にイギリス軍の偵察用装甲車として活躍した「ダイムラー偵察車」をベースに武偵局が独自に開発した。
指揮・バックアップ用電子機器や投光器、外部拡声器、ウインチ、情報通信設備を搭載し、基本的に警視庁で使用されている”98式特型指揮車”と同様の性能を持っている。
しかし、それ以外はベースとなったダイムラー偵察車のままの為、98式特型指揮車よりも小型である。
3.日野ディーゼル社製大型トラック改造レイバーキャリア
『主要スペック』
全長:15メートル(※デッキアップ時 約18メートル)
全幅:5メートル
全高:4メートル(※デッキアップ時 約11メートル)
車両重量:約12.350トン(※レイバーを搭載していない状態)
最高時速:80 km/h
エンジン:水冷ディーゼル
装備:レイバー輸送用トレーラー、パトランプ、64式小銃(※イングラム、指揮車と同様、自衛戦闘用装備として搭載)
『解説』
レイバーを現場まで素早く輸送する為の大型専用トレーラーである。
警視庁などで採用されている”99式大型特殊運搬車”の様に最初からレイバー運搬を前提に作られたキャリアでは無く、民間中古車市場に出回っていた、日野ディーゼル社製の大型トラック「SH セミトラクター 4×2」を武偵局が購入、他の民間企業の協力も得て開発したレイバー輸送用トレーラーを連結して完成した、武偵局独自のキャリアである。
その為、レイバーのバッテリーの充電装備やレイバー本体バックアップ用のコンピュータ等と言った装備は搭載しているが、99式大型特殊運搬車にある「仮眠用ベッド」等と言った拠点装備は一切搭載されていない。
また99式大型特殊運搬車が必要に応じて、レイバーを荷台に座らせ、現場到着後即座に対応出来るようにして発進する事が可能なのに対し、コチラのキャリアはレイバーを寝かせた上での格納・運搬しか出来ない。
なぉ、武偵校に配備されている車両としては最も大きい車両の為、逃走防止用バリケードの代わりに使用される事もある。
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