No.1023958

紅魔郷伝説フランドール 第一章 第一話

小説の人さん

咲夜が”フランドール”と邂逅する話。

2020-03-25 17:55:55 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:793   閲覧ユーザー数:791

十六夜咲夜は、回想していた。

名も知れぬ前メイド長の事を。

確か、胸が尋常でなく豊満で、さらしを巻いて健気にも小さくしていたそうだ。

しかし、豊満過ぎてどうしようもなかった様だ。

髪が白く、肌も白く、黒のメイド服を愛用していた様だ。

美人で、特有の目の下のシワが目の下の半分まできていた様に思う。

優しく、私以上にメイドとして出来上がっていた。

人格的に素晴らしく、主に対して忠実であり、作法も様に成っていた。

髪は短く、整っており、それはそれは貞淑そうだった。

咲夜は胸はともかくとして、それ以外はパーフェクトなメイドだった。肌が白く、スリムで、背も高く、そして、口達者だった。

銀髪で、顔の両側からお下げを編んでおり、下にツンツンした印象があった。

青のメイド服を着ていて、そして、短いスカートを履いている。給仕の帽子を被っている。

しかしながら、そのパーフェクトメイドが思いをはせる前メイド長の事で咲夜は思う所があった。

咲夜はプライベートに関してはちょっと物覚えが悪いと云う欠点があった。

それで前メイド長の事も覚えていないのだ。

レミリア・スカーレットが、・・・咲夜の主である。この紅魔館の主でもある。8歳ぐらいの幼女の姿をしており、白と少し赤のドレスを着ている。水色の髪が大人しい髪型をしている。赤いリボンの白い帽子を被っている。レミリアが妖精メイドに導かれて、咲夜の所にやってきた。

「お嬢様、おはようございます。私、私用が出来まして、少し外に出とうございます」

「おはよう、咲夜。私用?なら、いいわ。後は、妖精メイドだけで十分でしょうから」

「ありがとうございます。私、今度からも誠心誠意、尽くしていきとうございます。」

「見上げた忠心ね」

咲夜は、その場を去って、紅魔館を出た。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択