善鬼軍
鬼でありながら、人間のままの感情、言葉、生活、思考をもつ人鬼と呼ばれる存在の軍。
各地に散らばっているが、基本は鬼ヶ村という誰にもたどり着けない村に住んでいる。
姿は、肌は鬼と同じで角も生えているが異形ではなく、人とほぼ同じ姿で顔の半分を鬼の仮面で覆っている。
森可成も遺体で拾われ人鬼として蘇った。
蘇った武田信虎、朝倉義景も剣丞に諭され加わる。
日本で噂される鬼子は善鬼軍の鬼と、まだ人間だった頃に付き合っていた女性の間に生まれた。
つまり、無理矢理孕まされた訳では無く同意の上なのだが、肌の色が完全に鬼で、たまたま目撃した村人がビビりだった為に、誤解が重なり、鬼は女子を孕ませるという話が広まった。
(人の敵の方の鬼はただ人を殺し喰らうだけでソッチは全くない。)
基本は民と同じく田畑を耕し熱した鉄を叩き服を編む日常だが、戦の時は鎧を纏うかの如く異形の姿になる。
その状態では本来の力は発揮できないが、血を流す事がなくなる、様は防御重視。その姿でも喋ることは可能。
異形の姿の時、人を喰らうケダモノの鬼との見分け方は、旗印に鬼と大きく書かれている。
真の力を発揮するときは元の姿で凄まじいオーラを身に纏う。
鬼瓦 鬼太郎
善鬼軍切り込み隊長兼鬼ヶ村の村長。
吉野の御方の家臣の子孫だが、彼を見限る。だが、家臣の血筋と言うこともあって、鬼の呪いの影響を受けて理性と記憶を残した人鬼となる(剣丞がこの外史に降り立ったと同時に)。
それでも妻は受け入れて、誰にも見つからない密かな地で人鬼と鬼子を受け入れる鬼ヶ村を建てた。
武器は二本の槍を使う。
この外史について:後醍醐が三種の神器(外史の鍵)を手にしていた事で時空を渡り、この外史に介入したことで既に独立しており、鬼が出現しても、足利義輝・浅井長政・武田信玄・上杉謙信が生存しても、本能寺の変で信長が生還しても、剣丞は弾き出されずに済んだ。
後醍醐が正史・外史という時空的存在を知った事により、想定外の大狂わせが発生した。正史・外史の存在を知り、それを渡る力を得た後醍醐は自ら自覚のある暴走をした。
後醍醐天皇の目論み:全ての世界の絶対神になること。
天と人の狭間にいて、双方から手が出せない状態にある。だが、このまま放っておくと、その力を各界からむしばみ、完全に手が出せぬ程強くなる。そうして、外史だけでなく正史をも飲み込むだろう。
三昧耶曼荼羅は神の力を人の力に変換しているだけで、神の技ではないらしい。
人が神あるいは鬼になれば可能かもしれない(氏康と綱成にはもう不可能)、ある意味死ねと言っているようなものだが。
➀の九州の章以降の物語です。
・天人失踪の章
・人鬼の章
・神王降臨の章
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前回の続きです。今回は鬼と後醍醐天皇(吉野の御方)に関しての投稿です。
外史に関して独自考察があります。
2020/04/05 作品説明追記
2020/12/10 本文一部変更