アケメネス朝ペルシャ。
クロスの時代、ユダヤ人がエルサレムへと帰った後。
クロス王に、神の使徒が論争を起こしました。
「あなたは、ユダヤ人達を解放して得意げになっているようですが、それは私との約束を果たしたに過ぎません。あなたはさらなる善政を行わなければなりません。」
神の使徒は神の人でもありながら、女でした。聖五行の使い手であり、女神と呼ばれる女です。
「私は自分の意志でユダヤ人達に支援を行ったし、あなたは何の関連もないのに、なぜ、政治に口を出そうとするのか?」
クロスは理想の統治者とは言われていますが、実は、バビロニアのネブカデネザルに敬意を払っており、自分の国が嫌いなのです。だから政治的に浪費者であり、金をわざとかけているのです。
「私は神の使徒です。神とは、全ての権力の後ろ盾であられる方なのです。あなたは、私と神に従わなければなりません。」
女はまた、
「クロス王よ。私は一国を滅ぼす力を持っています。それをバビロニアのネブカデネザル王に見せた事もあります。あなたはその力を見たいのですか?」
と言いました。
その言葉で、女は国外に追放になりました。
そこで、女は傭兵を雇って、ペルシャに帰って来ました。
当然の事ながら、国境の関所で待ったをかけられました。無視して国内に侵入して、町を襲いましたが、途中で、ペルシャ軍が来ました。
「私は奇蹟の使い手です。軍を退却させなさい。」
そう言って、氷の奇蹟でペルシャ軍の気温を0℃にしました。
ペルシャ軍は混乱状態に陥って、傭兵に打ち負かされて、退却しました。
クロス王は使者を送って、女へ、
「あなたはなぜ、傭兵をもって攻めて来るのですか?あなた方の神は理不尽なのですか?」
と言わせた。
そこで、女は
「私の神は義の神です。私は神の力を知らしめる為にあなたの国に生きながらえて来たのです。神の力は理不尽と思える程、強く、かつ唐突です。私はあなたが言う事を聞けば、滅ぼそうとはしないのですが。」
使者が持って帰った言葉でクロス王は滅ぼそうとしているのだと、気付きました。
そこで、再度、使者を送って、
「なぜ、あなたは私の国を滅ぼそうとするのですか?あなたの神はそう望んでおられるのですか?」
と言わせました。
女は、使者に
「私は神によって生かされています。つまり、あなた方とは違って、人によって生かされていないのです。つまり、私は義を持たなければ、生きていられないのです。わざわざ戦争を起こそうとするのは、義を示す為です。」
と返事しました。
クロス王は構わず、本隊を繰り出し、女に戦いを挑みました。
「万軍の神、主はクロスとその国が滅びる事を望まれるのでしょう。」
と女は言って、一人、クロス王の本隊の前に出て、天の奇蹟において、卵くらいの雹を降らせながら、落雷で一度に何人もの兵士を倒しました。
それが一秒待たずにひっきりなしにクロス王の軍を襲うので、兵士は皆逃亡し、クロス王も女の前から逃げた。
後で、クロス王は厳選した使者を送り、女に、
「ご機嫌麗しゅう。女神よ。私はあなたに服従し、あなたには二度と逆らいません。あなたを崇拝する神殿を建て、あなたを王の王に立て、私は一人ひっそりと暮らしましょう。」
と言わせました。
女は使者に
「私は神の使いに過ぎません。女神はこの世にも天にも地の深くにもいません。あなたを滅ぼすと言ったのは、あなたが神を畏れ、つまり神の奇蹟を畏れ、私の言葉を受け取るかという事を判断したかったからです。あなたはあなたの主権を持ち、神は神の主権を持たれます。神の主権は神の主権で、あなたの主権はあなたの主権であるので、あなたはあなたの国を治めなさい。
ただ、神は御心のままに、統治者を試みます。これらの事を文書に残さないようにしなさい。」
と返事しました。
これを聞いたクロス王は神に畏れを抱き、ネブカデネザル王と同じく、天の神を褒め称えました。
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女神と呼ばれた女はイスラエルの家に神によって加わる。
そして、同胞のはずのペリシテ人との戦争がイスラエル人との間に始まる。
女は聖五行を使って戦う。
後に、新バビロニアを始め、アケメネス朝ペルシャ・ローマ帝国・イギリス王国に対して、女は聖五行を用いて、反抗する。