ミサイルキャンサー

共和国の小型ゾイド。
国境線に配備され、領空侵犯してくる挑発的な敵機へ地対空ミサイルを放ち威嚇－－－必要とあれば迎撃する移動砲台ゾイド。
背中に「ドッグイヤー」と呼ばれるレーダーを積んでおり、これはディメトロドンの超高感度レーダーのように全方位をカバーできる物ではないが、レーダーを照射した一方向（上空）に関しては超高感度レーダー以上の極めて精度の高い三次元情報を得ることが出来る指向性レーダーである。

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そして搭載している地対空AZミサイルは小型であるが直撃すればレドラ－を一撃で撃墜する威力がある。
このミサイルの最大の特徴は「ドッグイヤー」による狙いの正確性だが、その次に注目すべきは速射性だ。
ミサイルキャンサーは肩部の射出装置に一度に4発のミサイルを装填し、発射できるが、ランチボックスと呼ばれる腹部のコンテナには予備弾が詰まっている。
ミサイルを全弾打ち尽くした後はランチボックスから両腕の作業用シザークレーンでミサイルを取り出し、ゾイド自ら再装填が可能なのだ。
それによりミサイルで十分な弾幕を張ることが出来るとされている。

弱点は近接戦闘がまるで向かないこと。
そのため敵地上部隊を接近させないよう護衛の僚機を伴うことがほとんどである。