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No.1011754
みらくる☆さん
「な、何よこれ!」 揚々として袋に手を突っ込んだ瞬間 違和感に気づいたのだろう それは、写真の束だった
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アルバムに入りきらない分は丁寧に袋に入れて 保管していたようだ 弥生はこれ以上ない怒りの形相になる 弥生「何なのよ!バカ高い金庫に、こんなゴミ入れやがって 兄さんはいつも、私を馬鹿にしてぇ!」 写真関連しか入ってないことを確認すると 怒りのあまり写真をぶちまけ、アルバムまで引っ張り出して こちらに放り投げる 奴らの思惑が外れたことに、俺は心地よかった ただ、写真を蔑ろにされて、メイの表情は沈んだ メイ「以前、泥棒が入って、写真も荒らされ お母さまのアクセサリーもほとんど盗まれてしまって それから、ものすごく防犯意識に敏感になってしまいましたの でも、お母さまの形見、てっきり入っていると思ってましたわ」 俺だけに聞こえるようにそっと呟く 人によって物の価値はそして家族を大切にする優しさ どんなものよりもそれを優先したメイの父親の人柄が ちょっとだけ見えた気がした 小西「もういい、ここを出るぞ 弥生、お前は先に行って車を出せ 昌弘の野郎、門の前に居ねぇ 連絡しても出ねぇし 小便にしては遅え 何かおかしい」 弥生「でも…」 小西「いいから行け 乗ったら知らせろ」 追い出されるようにして弥生はキーを受け取り出ていく 小西は扉の前に居座割り続けている 俺「鍵を渡せば安全は保障してくれるんじゃ無かったのかよ」 小西「予定は変更だ まぁどのみち殺る気だしな ちゃんと偽装はしといてやるよ 明日の朝刊の見出し 格差苦カップルの心中ってことで 馬鹿マスコミの餌にでもなってくれや」 小西はナイフを構える (まずいな…) 左腕は感覚がない それでも食い止めなきゃ 俺はメイを下がらせた 1. まずはナイフを何とかしないと 2. とにかくメイの盾になる 3. 土下座して命乞いしかあるまい +++++++++++++++ ついに分かった中身、幻滅された方多かったかな… この連載は ねこ鞠 様 Gonzou 様 hybrid-jp 様 ばべる 様 hana 様 ryuga 様 毘沙門天 様 dokujyu 様 Yokke 様 蛙の子は蛙&ニョロトノさん カケル 様 フルーツ牛乳 様 以上の皆様からのご支援で成り立っております
2019-12-02 06:08:13 投稿 / 889×1000ピクセル
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「な、何よこれ!」
揚々として袋に手を突っ込んだ瞬間
違和感に気づいたのだろう
それは、写真の束だった
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