前回の「アイリスの開眼作業」
https://www.tinami.com/view/1009879
を落ち着いてよく見ると、4mmレジンアイには少々大きめなアイホールになっている（６枚目の左下）ので再挑戦しました。

とは言え、通常口元の塗装済みフェイスパーツは前回使ってしまったので既に無く。そもそも塗装のメイクは上睫毛が太すぎるのと、眼球中心間距離が狭すぎるので、今回は無塗装フェイス（A1部品）に水転写デカールを貼って、それをガイドに削ってみました。

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本商品の水転写デカールは塗装メイクよりも線が細かく、さらには材質と接着力ともにとても強力で、開眼時の工作にしっかり耐えました。はじめは「デカールはガイドとして使えれば良い、どうせ研削時に剥がれてしまうから睫毛は後で塗装しよう」と思っていましたが、最後まで耐えてくれました。写真の睫毛はデカールのまま、細かい所をラッカー系でレタッチしてクリアコートを吹いただけです。
（ちなみに今回並行して「アイリスにフレズのデカール貼って開眼したらどうなるだろう」という試行も試みましたが、フレズヴェルクのデカールは材質と接着力ともにとても脆弱で、初めのドリルで全部剥がれました。フレームアームズガール系のデカールは開眼作業のガイドとしては使えないようです。）
３～５枚目が「A1部品に水転写デカールを貼付」「粗削りでアイホール形状出し」「上睫毛レタッチ、口にクリアーオレンジ」という進捗です。

なお今回は、D:OUTさんのイノセンティア開眼フェイスパーツ（twitter参照）を参考にして、「虹彩の一部が目蓋に意図的に隠れるようにアイホールを狭める」ように注意して仕上げました。前回の「アイホール大きすぎ」の違和感が解消できたと思います。組み上げて視線が合った瞬間、ちょっとドキッとしました。アイリスってこんなに良い造形だったとは……。DD咲夜っぽい仕上がりになってしまいましたが、これはこれで良し。


なお、今回オサゲが無いのは、ジョイントパーツが予備を含めて全てネジ切れたせいです。
ボークスさん、なんとかしてくれー。


なお、最終完成時の姿はこちらです。
https://www.tinami.com/view/1014614