17/06/19 06:00 眞夜 さん

第三十二話-②

してきている。 「――何、あれ。」 臾巳南の呟きが聞こえる。銀時達も――その心境は同じである。 何だ、あれは。 そこそこに広…

17/06/18 06:00 眞夜 さん

第三十二話　紅花栄

何故か止まっていたが――が、ここに来てまた聞こえ始めた。 今、銀時達はこの脈動を頼りに進んでいる。この先に悪魔が居ると――誰もがそ…

17/06/17 06:00 眞夜 さん

第三十一話-②

った神楽と阿伏兎はお互いから視線を外し、他の者達を見やった。 銀時、新八、土方に始め――近藤も沖田も深夜矢も臾巳南も志乃依も、桂ま…

17/06/16 06:00 眞夜 さん

第三十一話　腐草為螢

いというか一応どうにかはなったというか…」 うん、解らん。 銀時と新八は、お互いにお互いの言っている事は解らないまでもただその一…

17/06/14 06:00 眞夜 さん

第三十話-②

内心で晴明に謝罪し――走り出した。 ＊ 「――消えた？」 銀時の渾身の一撃を受け、ヴィネの身体は崩れ落ちた。だが、その身体は地…

17/06/12 06:00 眞夜 さん

第二十九話-③

たのだが、もしかしたら違うのかもしれなかった。 そのヴィネは、銀時にはもう興味が無いと言った様子で、ショウの方だけを見ている。 …

17/06/11 06:00 眞夜 さん

第二十九話-②

かとは、何だ。 至極当然な疑問を思い浮かべながら、新八は何故か銀時の事を思い出し――そして、無性に不安になった。 ＊ ――傷が…

17/06/10 06:00 眞夜 さん

第二十九話　蓮始開

らんと垂れた右腕と、膝から下の感覚が無くなった左足をぶら下げて、銀時は目の前の悪魔を睨んでいた。 なるほど、ショウに上級悪魔と言わ…

17/06/07 06:00 眞夜 さん

第二十八話　大雨時行

折衷案ね。」 え、折衷案？ まずは怪しい敵を潰すべきだという銀時の主張と、早く消えた者達を助けるべきだという新八の主張。ほぼ正反…

17/06/06 06:00 眞夜 さん

第二十七話-②

まわれて――見失ってしまいました。」「嘘つけ。」 間髪入れずに銀時がそう言った。 「あのやかましい連中見失うとかありえるかよ。し…

17/06/05 06:00 眞夜 さん

第二十七話　涼風至

＊涼風至（すずかぜいたる）＝涼しい風が吹き始める意  銀時達がその姿を視認すると同時に、向こうもまた彼等を見つけたのだろう。 …

17/06/04 06:00 眞夜 さん

第二十六話　

見えたけど。」「あ？混ざってるって、何と何が。」 当然の問いが銀時から飛んで来る。 正直云って、今のは新八のただの直感であり、感…

17/06/04 06:00 眞夜 さん

第二十六話-②

見えたけど。」「あ？混ざってるって、何と何が。」 当然の問いが銀時から飛んで来る。 正直云って、今のは新八のただの直感であり、感…

17/06/03 06:00 眞夜 さん

第二十六話

でも使ったのか。 吹き飛んでいるターミナルの入り口を一見して、銀時は最初にそう思った。 先に来ている筈の者達の姿はどこにもなく、…

17/06/03 06:00 眞夜 さん

第二十六話 寒蝉鳴

でも使ったのか。 吹き飛んでいるターミナルの入り口を一見して、銀時は最初にそう思った。 先に来ている筈の者達の姿はどこにもなく、…

17/05/31 06:00 眞夜 さん

第二十五話　蒙霧升降

＊蒙霧升降（ふかききりまとう）＝深い霧が立ち込める意  銀時達が地上に戻った時、既に陽は傾き始めていた。 土方は時計を見て、内…

17/05/26 06:00 眞夜 さん

第二十二話-②

何だそれは」という無言の問いを視線で投げかけて来る。それに対し、銀時は「とにかく察しろつーか黙っとけ」と視線で返した。もはやテレパシ…

17/05/25 06:00 眞夜 さん

第二十二話　禾乃登

;「……天人？」 思わず、新八はそう呟く。だろうな、と答えたのは銀時だ。 「多分、魔王星の連中だろ。やっぱりここは奴等の基地だった…

17/05/23 06:00 眞夜 さん

第二十一話-②

正体は桂か桂の同行者である可能性が極めて高いわけだからな。」 銀時の言葉に、前を歩く臾巳南はさらりとそう返す。それに対しては誰も何…

17/05/22 06:00 眞夜 さん

第二十一話　草露白

―と神楽が問うたが、土方は首を傾げた。そもそも、長屋から出るまで銀時達の声など一切聞こえていなかったという。それを聞いた臾巳南が、長…