13/06/01 23:52 朱月未緒 さん
ノボリ見て!観覧車」 クダリがはしゃいだ声を上げる。ライトアップされた観覧車は確かに美しいが、決して珍しいものではない。だが、クダリ…
13/05/30 08:58 朱月未緒 さん
「ノボリー足の爪伸びた」 ソファに腰掛けて本を読んでいるノボリに爪切りを突き付けながらクダリがそう告げると、ノボリの端正な顔が呆れた…
13/05/29 23:50 朱月未緒 さん
ATOがロケット団にハッキングされた事件をきっかけに、ノボリとクダリが深夜まで残って仕事をしていることがバレてしまった。幽霊列車の正体…
13/05/28 00:42 朱月未緒 さん
今日も今日とて残業だ。時刻は午後九時を回っている。クダリはノボリとふたりきりで書類を片付けていた。目を通しても通しても一向に減らな…
13/05/27 23:55 朱月未緒 さん
ノボリとクダリは一卵性双生児だ。 ノボリが先に生まれたから兄。クダリが後から生まれたから弟。 だが、イッシュから遠く離れた地方では…
13/05/25 23:48 朱月未緒 さん
退屈ー!」 心底つまらなさそうに声を上げ、デスクに突っ伏す弟に、ノボリはこっそりと苦笑した。「退屈している暇はありません。まだ仕事は…
13/05/24 23:57 朱月未緒 さん
There is always someone better
だけど」 クダリがそう言ったのはほんの出来心だった。 普段はクダリに料理を任せてくれるノボリだが、実はノボリの料理は、クダリが作るよ…
13/05/23 23:55 朱月未緒 さん
~クダリの場合~「兄さ……」 久々のオフ。リビングで本を読んでいる兄に声をかけようとして、クダリは慌てて口をつぐんだ。ソファで本を読…
13/05/21 00:37 朱月未緒 さん
」 問われて、クダリはきょとんと瞬きをした。「好みのタイプ?僕が好きなのはノボリだよ」 何のためらいもなく言い切るクダリに、鉄道員一…
13/05/20 22:22 朱月未緒 さん
ん?」 問われて、クダリはどきりとした。「ええと、そうだな……」 言いながら思い浮かべるのはもちろん、兄であるノボリだ。「知的で包容…